ADHD(注意欠如・多動症)とは?

ADHD(注意欠如・多動症)は、「落ち着きがない」「忘れ物が多い」「集中が続きにくい」などの特徴があり、子どもから大人までみられる発達特性のひとつです。

発症メカニズムは諸説ありますが、決してご本人の努力不足、保護者の育て方が原因ではありません。

苦手な部分がある一方で、好きなことには驚くほど集中できたり、発想力や行動力が豊かだったりする方も少なくありません。

学校や仕事、家庭生活で困りごとが続く場合には、適切な支援によって生活しやすくなることがあります。

こんなことはありませんか?

  • 授業や会議で集中が続かない
  • 宿題や仕事を最後まで終えられない
  • 忘れ物や失くし物が多い
  • 約束や予定を忘れてしまう
  • 思いついたことをすぐ口にしてしまう
  • 待つことが苦手
  • 落ち着いて座っているのがつらい
  • 部屋や机の整理整頓が苦手
  • やることが分かっていても取り掛かれない
  • 好きなことには何時間でも没頭してしまう

いくつか当てはまるからといって、必ずADHDというわけではありません。
気になる場合はお気軽にご相談ください。

ADHDの3つの特徴

①多動性

①多動性

体を動かしたい気持ちが強く、座っていても体がそわそわしてしまいます。

大人になると、目立った多動は少なくなりますが、「落ち着かない」「何かしていないとソワソワする」と感じることがあります。

②衝動性

②衝動性

思いついたことをすぐ行動に移したり、相手の話を最後まで待つことが苦手だったりします。

悪気があるわけではなく、「先に動いてしまう」という特性によることがあります。

③不注意

③不注意

集中が続きにくかったり、忘れ物や失くし物が多かったりします。

やる気がないのではなく、注意を向け続けることが難しいために起こります。

ADHD特性は改善できます

ADHDの治療ゴールは、「性格を変えること」や「特性をなくすこと」ではありません。
困りごとを減らし、自分の力を発揮しやすくすることが治療の目的です。

当院で行っている支援

お薬による症状改善

症状に応じて、集中しやすさや生活のしづらさを改善するお薬をご提案します。

当院には、コンサータ®︎、ビバンセ®︎を処方可能な医師が在籍しております。

処方可能な医師

学校・職場との環境調整

必要に応じて、

  • 学校への情報提供
  • 配慮事項の相談
  • 診断書の作成
  • WISCやWAISの実施とフィードバック

などを行います。

ペアレントトレーニング

保護者の方と一緒に、お子さんへの関わり方や声かけの工夫を学び、家庭での困りごとの軽減を目指します。
詳細はこちらです。

治療アプリ(エンデバーライド)®

ゲーム感覚で取り組めるデジタル治療です。

お子さんが楽しみながら継続しやすく、注意機能の改善を目的として使用します。
適応年齢や対象となる方については診察時にご説明します。

最後に

「少し気になるけれど、受診するほどなのかな…」
そんなお気持ちでも構いません。
ADHDかどうかだけではなく、「どうすれば生活しやすくなるか」を一緒に考えることが大切です。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。